オシャレになる、簡単コーディネート術!

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こんにちは。
今回は、オシャレをするうえでの悩みの種の一つである「コーディネート」について、簡単な解決策のひとつをお届けしていきます。

記事は、コーディネートの理屈~簡単コーディネートの方法説明という流れで、少々長い記事となっています。
「理屈なんてメンドクサイ!」、「とりあえず理屈は後で!」という方は、「2.体系的にコーディネートしてみよう」からご覧ください。

(備考:本記事内のコーディネートとは、街着としてのファッションコーディネートを指します。)

 

1.コーディネートの正解ってなんだろう

Photo by Unsplash

今回はコーディネートのお話です。
洋服はこの世に無数にあり、その洋服で組み立てるコーディネートも何千、何万通りと、もはや無限通りあるわけですが、そのような無数の組み合わせの中からどうすればオシャレと言われるコーディネートになるかを考えると・・・

あー、オシャレなんてメンドくせーなー!」なんて言う方も多いと思います。

そして、

コーディネートの正解があれば楽なのに!」と思ってしまいます。

気持ちすごく分かります。

しかし、残念ながら何事も絶対的な正解がないのがこの世の常ですので、「この洋服をこの組み合わせで着ていれば未来永劫ずっとオシャレ!」というものは存在しないと思います。
(それがあればこんなにたくさんファッションアイテムが溢れることもなく、それだけを売っていればいいわけですからね…)
ただ、絶対的な正解はないものの、正解に近づける方法はあります

それは、バランスを考える(整える)こと です。

とても普遍的であたりまえのことを言っているだけなのでガッカリさせてしまったかもしれません。
しかし、意外とこれを意識してコーディネートをしている人は少ないと思っています。
ごく一部の卓越した感覚(いわゆるセンス)を持っている方は、意識せずにバランスを整えることができているかもしれませんが、僕のような極々一般人は、これを意識するようになってからグッとコーディネートが簡単になりましたし、恰好を褒められるようになりました

「良い塩梅」、「和洋折衷」、「折衷案」など、バランスの重要性を表している様々な言葉がある通り、この世にあるものはどれも絶妙なバランスを考えられてできています。例えば僕の大好きな「車」も、求められている性能(スポーツ走行や走破性、積載性)に沿ってデザインされているものの基本は街乗り中心であることを意識し、尖りすぎないようにバランスを整えた性能やデザインとなっています。

何事もバランスが大事

そして、オシャレになるためのバランスの整え方についてですが・・・。

その前に、「そもそもオシャレってなんなのさ!」を考えてみます。
まず、オシャレは自分ではない赤の他人が、それも多数の他人が「あの人オシャレだな~」と認められて決まるものです。
(自分だけがオシャレと思っていても他人からオシャレと認められなければオシャレとは言えないですよね。その場合、自己満ということで片付けられてしまいます。)
つまりオシャレってすごく客観的な事象なのです。
そして、客観的な事象だからこそ、赤の他人、それも多くの人が認める事象だからこそ、分析によって一定の法則を明らかにすることができると考えます。

ここで、いわゆるオシャレな人を思い浮かべたときに皆さんはどういうイメージが出てくるでしょうか。
「大人っぽい」、「デザイン性の高い服を着ている」、「地味過ぎない」などでしょうか。
より具体的にイメージされた方は「かっちりした中に遊びがある」、「ラフなんだけど清潔感がある」などもあるかもしれません。
恐らくだいたいの方が「普通とちょっと違う恰好」のイメージ、そして「派手過ぎない」、「地味過ぎない」、「かっちりし過ぎない」、「ワイルド過ぎない」という方向性に偏り過ぎないイメージを持たれるのではないでしょうか。

ここにオシャレになるためのバランスの整え方のミソがあります。

オシャレはファッションアイテムを組み合わせた(コーディネートされた)状態で発生します。
つまり、その組み合わせに関係する様々な要素(トレンド、デザイン、シルエット、素材、色・・・)のバランスが偏っていない(整っている)状態オシャレと言えます。
例えば要素の中の色でいうと、コーディネートで色味を使いすぎると派手という印象になり、色味が少なすぎる(黒1色のような感じ)と逆に地味という印象が生まれますが、このどちらにも偏りすぎない状態(例:黒1色のコーディネートではなく、1~2点色味のあるアイテムを入れる)が地味・派手という観点ではバランスが整っている状態ということになります。

このバランスの考えのもとに、コーディネート全体のシルエットのバランスを整えて、色を整えて、トレンド感を整えて・・・というようにやっていき、オシャレに影響する要素全てのバランスが整えれば完ぺきに近いオシャレが完成するはずです。
しかし、オシャレを構成する要素はたくさんあり、全ての要素のバランスを考えてコーディネートするのは容易ではありません。

ですので、今回はいきなり全部ではなく、
オシャレにグッと近づくことができる重要な2点のバランスを意識したコーディネート方法を紹介します。
この2点のバランスをベースとして、他の要素のバランスにも意識していくとコーディネートの幅が広がり、オシャレがより楽しくなってくると思います。

 

 

2.体系的にコーディネートしてみよう

オシャレなコーディネートの軸となる重要なバランスは以下の2点です。

・ファッションアイテムの性質(カテゴリー)のバランス

・全体シルエットのバランス

以下3つの流れでこのバランスを整えていきます。

①カジュアル系ウェアとフォーマル系ウェアで洋服を分類する

②シルエットのバランスを意識する

③シルエットを意識してカジュアル系とフォーマル系をバランスよく組み立て合わせる

1~3を具体的に説明していきます。

①カジュアル系ウェアとフォーマル系ウェアで洋服を分類する

洋服は性質的にカジュアル系ウェアとフォーマル系ウェアに2分割することができます。

ファッションアイテムは、実用性のもとに生まれたアイテムと装飾性のもとに生まれたアイテムに分類できます。
前者はスポーツ、ワーク、ミリタリーなどのそれぞれの目的を遂行するため実用性に重きをおいて作られたものです。これらは僕たちが着る街着に様々な形で落とし込まれています。例えば、ジャンパー、パーカ、Tシャツ、ジーパン、チノパン、カーゴパンツ、スニーカー・・・などなどキリがありませんが、一般的にカジュアル系ウェアと呼ばれるアイテムがそれです。

反対に実用性ではなく、あくまで着飾る、自身を華やかに魅せることを目的として生まれた服として、フォーマル系ウェアがあります。
いわゆるスーツやドレスなどビジネスや冠婚葬祭などで着る服がこれにあてはまります。

前置きが長くなりましたが、お持ちの洋服をこれらカジュアル系とフォーマル系2つに分類してみましょう。
分け方は、分かりやすいフォーマル系ウェアから分類し、それ以外の洋服はカジュアル系という風に分類していくとやりやすいと思います。

bunrui_formal

<フォーマル系ウエア分類例>
・コート・ジャケット
・ニット類(スーツで使うような艶があるもの)
・シャツ(カッターシャツ)
・スラックス
・革靴
・レザーバッグ

 

 

 

bunrui_casual

<カジュアル系ウェア分類例>
・ジャンパー
・パーカー
・ニット類(ざっくりと編まれたもの)
・Tシャツ
・ジーパン
・チノパン
・短パン
・スニーカー
・リュック、トートバッグ

 

お持ちのアイテムを分類したとき、カジュアル系の方がたくさんある、という方が多いのではないでしょうか。
その場合、特に意識せずにコーディネートをすると、自然とカジュアル系の洋服のみでコーディネートを完成させるという傾向が強くなるはずです。
そのため街にはカジュアル系のアイテムのみでコーディネートを完成させている人が多く溢れています。

つまり、カジュアル系だけでなくフォーマル系も組わせたバランスのコーディネートにするよって簡単に差別化が図れるのです。
バランスの組み合わせ方は後述します。

 

 

②シルエットのバランスを意識する

次にコーディネート全体のシルエットについてバランスを意識していきます。
洋服は身にまとうものなのでどうしてもシルエットにボリュームが出ます。
そのボリュームのバランスを整えるため考えられた、ファッション界では定番(?)の3つのシルエット見本があります。

  • Yラインシルエット

上半身にボリュームをつけて、下半身は極力ボリュームを抑えるシルエット。
全体的なシルエットを見たときにYのような恰好になります。

bunrui_formalY-line_1Photo by Unsplash

 

  • Aラインシルエット

Yラインの逆バージョンで、上半身のボリュームは抑えて、下半身にボリュームをつけるシルエット。
全体的なシルエットを見たときにAのような恰好になります。

A-line_1A-line_3Photo by Unsplash

 

  • Iラインシルエット

上半身、下半身ともにボリュームを抑えたシルエット。
全体的なシルエットを見たときにIのような恰好になります。

I-line_1I-line_1Photo by Unsplash

洋服のボリュームや全体のシルエットを気にせずにコーディネートすると、例えば上下ボリューミーになりシルエット的にはバランスが整っていない状態になり、だらしないという印象になってしまいます。
(逆にこのシルエットでオシャレに見える人は、他の要素でオシャレのバランスをとっている、かなりの上級者と言えます。)

<ボリューム感について解説>
ボリュームのあるアイテム:
身体のラインが隠れる(見えにくい)ような大きめのサイズ感や素材感のあるもの。
ボリュームの少ないアイテム:
身体のラインが現れる(見える)ような身体にちょうどフィットするサイズ感や素材感のあるもの。

ボリューム感のイメージを↓に載せときます。参考にしてもらえればと思います。(上下黒で見難くてすみません・・・。)

silhouette-example

ちなみに、ボリュームのある洋服は身体のラインが隠れる(見えにくくなる)ので、華奢、太めなどの体型にお悩みがある場合は、見せたくない方に洋服のボリュームを出してシルエットを整えると、体型をカバーしつつオシャレなコーディネートが完成します。

 

 

③シルエットを意識してカジュアル系とフォーマル系をバランスよく組み合わせる

最後にシルエットを意識してカジュアル系とフォーマル系の洋服を組み合わせます。
カジュアルとフォーマルのアイテムのバランスは、はじめはあまり難しいことを考えず、今までカジュアル系のアイテムのみでコーディネートしていた方は、カジュアル系とフォーマル系が半々くらいになるように1点~2点くらいフォーマル系アイテムに変えてみましょう。
例:ロンT(カジュアル)+ スラックス(フォーマル)+ 靴(フォーマル)

どんな格好にしようかと悩まれる方は、以下の2通りの方法どちらかで組み立ててみてはいかがでしょうか。

自分の好きなアイテムからコーディネートを整えていく方法

例:着たいパーカーがあるのでこれを中心に組み立てる。

・整え方
パーカーのボリュームは?
⇒大きめで肉厚な素材感。
上半身がボリューミーになるので、シルエットはYにする
⇒なのでボリュームを抑えたズボンをチョイスする。
また、パーカーはカジュアルアイテムなので、ズボンはフォーマルなアイテムにする。
⇒スラックスをチョイス。靴もフォーマルなアイテムとして革靴をチョイスする。

<コーディネート例>
code_point1

 

 

 

やりたいシルエットからコーディネートを整えていく方法

例:足の太さが気になるので、下半身にボリュームのあるチノパンを着用し、隠したい

・整え方
下半身がボリューミーになるので、シルエットはAをチョイスする。
⇒なので上半身はフィット感のあるアイテムをチョイスする
またチノパンがカジュアルアイテムなので、上半身はフォーマルなアイテムにする。
⇒シャツをチョイス。靴はスニーカーをチョイス(フォーマル系でもOK)

<コーディネート例>
code_point2

以上で完成です。
コーディネートに迷ったときの参考にしていただければと思います。

 

 

 

めっちゃ奥が深いコーディネートの世界

今回はファッションコーディネートについて、簡単にオシャレになるための体系的なコーディネート方法についてお送りしました。いかがでしたでしょうか。

今回のコーディネート方法を何回か実践していくと、「あれ?洋服の組み合わせがほぼ固定になってしまう・・・」、「トレンド感ってどう組み込むの?」といった疑問が出てくると思います。

感の良い方ならお気づきかもしれませんが、今回の方法では網羅しきれていないコーディネートの要素(色、素材、トレンド)がいくつかあります。
当然オシャレにはこれらの要素の調整も必要ですが、今回のコーディネート方法は、オシャレが変な方向に行ってしまわないよう、迷子にならないよう、コーディネートの軸という部分に重きをおいて作成しました。
ですので、他の要素のバランスを考えた取り込み方法については、別の機会にて記事を上げさせていただきます。が、基本的には今回の記事で紹介しました、要素が偏りすぎないバランスを意識してもらえば十分オシャレになれるはずです!

最後になりますが、今回紹介した方法も含め、コーディネートの整え方がなんとなくわかってくるとファッションアイテムを買うときの何買えばいいのかという悩みも解決しやすくなり、楽しくなってきます。
例えば買い物に行き、気に入った洋服を見つけたとき、その洋服をコーディネートに取り入れた場合、全体のバランスを整えるためにどういう組み合わせにすればいいのか、足りないものはなにか、といったことを考えるようになり、コーディネートがパズルを解いていく感覚で楽しくなってきます。

今回の方法をベースにしていただき、奥の深いファッションコーディネートの世界を少しづつ探求していきましょう。

それでは。

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